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味噌は妊活に役立つジャパニーズスーパーフード!

味噌が妊活に役立つスーパーフードだということに気づいていますか?

大豆と塩と麹を混ぜ合わせて作る発酵食品である味噌は、栄養豊富で老化予防に役立つ万能の食材です。

日本人なら嫌いな人はまずいない、身近な食材である味噌を毎日の食事に取り入れるだけで妊娠しやすい身体づくりができます。

味噌の効能がすごすぎる!日本の食材を代表するスーパーフードに迫る

みそ汁のたんぱく質は吸収されやすい

大豆には100g中に33.8gと多くのたんぱく質が含まれていますが、加水、加熱して豆のまま食べても吸収率が高くありません。

ところが味噌として食べると吸収率がひじょうに高くなります。

大豆に含まれるたんぱく質が、麹に含まれる酵素によって加水分解され、約60%が水分に溶け、約30%がアミノ酸になるため、大豆そのものを食べるよりも味噌として食べる方が消化、吸収しやすくなるのです。

ちなみに(みそ類)/米みそ/淡色辛みそ の100g当たりの栄養素は以下の通りです。

エネルギー 192kcal
たんぱく質 12.5g
脂質 6.0g
炭水化物 21.9g
灰分 14.2g
ナトリウム 4900mg
カリウム 380mg
カルシウム 100mg
4.0mg

<日本食品成分表2010より>

味噌はがんの発生率を下げ、死亡率を低下させる

味噌はがんのリスクを下げるというのです。

「1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40%減少」(厚生労働省研究班 2003年)、「みその塩分は胃がんを促進しない」(広島大学・渡邊敦光名誉教授 2006年)、「喫煙者が毎日みそ汁を飲むと死亡率は低下する(国立がんセンター・故平山雄博士 1981年)」などの研究結果が多数報告されています。

3杯以上ということは、つまり毎食みそ汁を飲むと乳がんの発生率や喫煙者の死亡率が下がるそうです。

味噌は生活習慣病のリスクを下げる

味噌を食べることが、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病などの生活習慣病になるリスクを下げることにつながります。

生活習慣病には、高血圧や高コレステロールが関連していることが多いのですが、味噌には高血圧と高コレステロールを抑制する働きがあるのです。

県立姫路工業大学・環境人間学部の辻啓介教授は「みその原料となる大豆には7つの有効成分があり、なかでも大豆油に含まれる不飽和酸である

リノール酸と大豆レシチンには血中コレステロールの上昇を抑える効果がある」と研究結果を発表しています。

また「過去、欧米に比べて日本人に心臓病が少なかった理由の一つは、みそ汁を代表とする大豆食品を食べる食文化を継承してきたからだともいえる」と辻教授は述べています。

味噌は老化の予防になる

味噌には強力な抗酸化作用があるため、味噌を食べることで老化の予防になります。

老化の原因は細胞脂質の酸化であると言われており、老化予防に抗酸化物質を含む食品を摂取する必要があるからです。

味噌の食品としての特徴は二つあり、一つは大豆を主原料としていること、も一つは発酵食品であることです。

大豆そのものにも抗酸化作用があるのですが、ここでは味噌が発酵食品である点に注目します。

味噌は、作り立てのときは大豆と麹の色で、うすい黄色ですが、発酵、熟成のプロセスで褐色つまり味噌色に変化します。

褐色に変化することを褐変現象と言い、アミノ酸と糖が反応し合うことによって起こります。

味噌は褐変することによりメラノイジンという褐色の物質が作られ、これが味噌の風味となるのです。

褐変した食品を摂取すると体内で抗酸化作用が起こることがラットの実験により明らかになっているのです。

味噌の抗酸化作用が卵子や精子の老化を防ぐ効果を発揮する

卵子と精子が出会い受精卵となって発育するためには、卵子と精子が老化することなく若々しく元気でなくてはなりません。

抗酸化作用を持つ食品を多く摂取することが卵子や精子の老化を防ぎます。

卵子も精子も細胞の一つであり、体内の細胞が老化すると当然卵子や精子も老化するからです。

細胞脂質の酸化が体の細胞をサビつかせ、遺伝子を傷つけたり、老化させたりする原因と言われます。

細胞脂質の酸化を防ぐためには抗酸化、つまり酸化に抗(あらが)う物質を多く摂取する必要があります。

だから味噌を多く摂取することが、卵子と精子の老化予防につながるというわけです。

みそ汁なら一度にたくさんの野菜や海藻を摂ることができ、身体を温める具材を入れれば温活もなる

栄養のある食事を摂って、身体を温め、めぐりをよくすることが妊活には欠かせません。

みそ汁なら一度にたくさんの野菜や海藻を摂ることができるので、妊活中の栄養補給にはもってこいでしょう。

みそ汁は日本人の食卓になじみ深いし、いろいろな食材との相性が良く、毎日食べても飽きることがないからです。

更に身体を温める食材を多く用いることで、温活にもつながります。

みそ汁に合う具材で身体を温めるものは、かぼちゃ、しょうが、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、生姜、ねぎ、卵などです。

また味噌そのものも身体を温める食材なのです。

スーパーフードとは?

一般社団法人日本スーパーフード協会によると、単に栄養面ですぐれているというだけでなく、ある特定の有効成分の含有量が飛び抜けて高いもの、ごく少量で栄養・健康成分を効率的にとれるものこそ「スーパーフード」という見解です。

スーパーフードの定義

・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。

・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

ジャパニーズスーパーフードの定義

・日本の食文化において、日本人の健康と幸福に寄与してきたと評価される、

伝統自然食品や伝統的製造法を有する国産の食品。

・日本の伝統食を再構築し、新しいカタチ、新しい食し方で国内外に普及する

活動をしていくことを目的とした、日本発・日本独自のスーパーフード。

[ジャパニーズスーパーフードの分類]

【分類1:発酵食品】 納豆、味噌、醤油、麹(糀)、甘酒、酒かす etc.
【分類2:米類】 玄米、玄米粉、玄米ぬか油、ぬか、ぬか漬け etc.
【分類3:茶類】 抹茶、緑茶、番茶、はと麦茶 etc.
【分類4:藻類】 昆布、海苔、ひじき、寒天 etc.
【分類5:伝統自然食品】 梅干し、枝豆、大豆、小豆、そばの実、

らっきょう、焼きいも、シークニン etc.

【分類6:山菜・キノコ】 よもぎ、ビワの葉、桑の葉、葛、ITはなびらたけ etc.

<一般社団法人日本スーパーフード協会HPより>

まとめ

大豆のたんぱく質は加水、加熱して豆のまま食べても吸収率が高くないが、味噌として食べるとたんぱく質の吸収はひじょうに高くなる。

毎食みそ汁を飲むと乳がんの発生率や喫煙者の死亡率が下がるそうです。

味噌を食べることが、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病などの生活習慣病になるリスクを下げることにつながります。

味噌には強力な抗酸化作用があるため、味噌を食べることで老化の予防になります。

抗酸化作用を持つ食品を多く摂取することが卵子や精子の老化を防ぎます。

みそ汁なら一度にたくさんの野菜や海藻を摂ることができ、身体を温める具材を入れれば温活もなります。

味噌はジャパニーズスーパーフードです。