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ローヤルゼリーとは?妊活効果や栄養、摂取方法、時間、量、注意点は

ローヤルゼリーが妊活に役立つことをご存知ですか?

一つの巣の中に3万5千匹と言われるミツバチの中で、たった一匹だけ存在する女王バチのみが食べることを許されたローヤルゼリーは、間脳に働きかける力があり、ホルモンバランスを整えることにより、妊娠しやすい身体づくりに役立つのです。

ローヤルゼリーとはそもそもどういう食品なのか、効果や栄養成分、摂取する方法や適した時間、量など詳しく説明するので参考にしてみてくださいね。

ローヤルゼリーはどういう食品?

ローヤルゼリーと、はちみつは全く違います。

はちみつは働きバチが花蜜を吸ってきて、巣に持ち帰り熟成させたもので、自分たちの餌とするものです。

対してローヤルゼリーは、孵化して6~12日の若い働きバチが花粉を食べて、体内で合成し、頭部にある分泌腺からごくわずかな量だけ出るもので、すべて巣の中にたった一匹だけ存在する女王バチの餌となります。

ローヤルゼリーはとても栄養価の高い食品で、唯一食べることを許された女王バチは他の働きバチと遺伝子的には変わらないのに、身長が2~3倍寿命はなんと30~40倍にもなるのです。

女王バチと同じメスである働きバチは、冬季は4~9か月間生きられますが、繁忙期である夏はたった6週間ほどしか生きられません。

働きバチは、同じメスなのに卵を産むことができないのですが、女王バチは5年ほどの生涯で、毎日1,000~2,000個もの卵を産み続けます。

遺伝子的には変わらないと言われる働きバチと女王バチの体長、寿命、生殖力を決定づけているのが、エサである花蜜やはちみつとローヤルゼリーの違いなのです。

ローヤルゼリーの妊活効果と栄養成分

ローヤルゼリーは、排卵をコントロールする間脳に働きかけると言われています。

排卵は卵巣が独自に行っているわけでなく、間脳(視床下部)からの指示により、下垂体からLH(黄体形成ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモン)が分泌されることによって起こります。

年齢が上がるにつれて、下垂体機能が低下することが不妊の一つの原因でもあるのですが、ローヤルゼリーは間脳(下垂体)を生き生きと若返らせ排卵がうまく行くよう調整してくれるのです。

間脳によい影響を与えるのは「デセン酸(10-ハイドロキシデゼン酸)」という物質です。

排卵を促進するだけではなく、間脳とつながりの深い自律神経にも良い影響を与えます。

自律神経が正常に働くとストレスに強くなったり、ホルモンバランスが良くなって生理不順が改善されたり、体温調節機能が改善され冷え性になりにくくなることでも妊娠しやすい身体になります。

ローヤルゼリーの3つの種類

生ローヤルゼリー

もっとも自然に近い形のローヤルゼリーで、一番高い効果が期待できます。

ろ過により不純物を除去する以外の加工をしていないからです。

生ローヤルゼリーは熱や酸素、紫外線に弱いため、冷蔵もしくは冷凍で保存する必要があります。

高い品質管理が求められるため、値段も上がります。

生ローヤルゼリーは、はちみつと違って甘みはなく、味に癖があり、舌にさすような感じがあるため人によっては苦手だと思うかもしれません。

はちみつや乳製品、水などに溶かして飲むとよいでしょう。

乾燥ローヤルゼリー

乾燥ローヤルゼリーは水分だけを飛ばして、粉末状にしたものです。

粉末なので常温保存が可能で、賞味期限が長く、持ち運びにも便利です。

生ローヤルゼリーに比べると加工しやすいので生産コストが抑えられ、低価格で手に入れることができます。

ローヤルゼリーは熱に弱い特性があり、加熱して蒸発させると有効成分が破壊され、活性が失われてしまいます。

そこで多くのメーカーでは加熱しない「冷凍乾燥法」が採用されています。

加工技術の進歩により、「冷凍乾燥法」によって加工された乾燥ローヤルゼリーを加水すると、成分的には生ローヤルゼリーとほとんど変わらないほどになっています。

とは言え、生ローヤルゼリーが持っている活性には及びません。

乾燥ローヤルゼリーを加水したものでミツバチの幼虫を育てても、女王バチを育てることはできなかったという報告があるのです。

調整ローヤルゼリー

はちみつ砂糖などの副原料、保存料や酸化防止剤などを加えたものを言います。

サプリメントやドリンク、キャンディなどの商品がよくあります。

ローヤルゼリーは味とにおいに癖があるため、副原料を入れることにより食べやすくなり、価格も安価で保存や持ち運びにも便利なので、手軽に摂取することができます。

社団法人全国ローヤルゼリー公正取引協議会では、ローヤルゼリーが生換算で6分の1以上含まれているものを調整ローヤルゼリーと定義づけています。

つまり6分の5は別のものが入っても、調整ローヤルゼリーとして販売できるわけで、他の成分の含有量が多いほどローヤルゼリーの効果は期待できなくなります。

より高い効果を期待するならローヤルゼリー含有量の多い商品を選びましょう。

ローヤルゼリーの摂取に適した時間や量

ローヤルゼリーは薬ではないので、摂取すべき量は決まっていません。

日本健康・栄養食品協会では1日当たり500~3000mg(生ローヤルゼリー換算)を目安にしており、メーカーの中には1~3gを適量としているところもあります。

摂取時間についても決まっているわけではありませんが、食後が良いでしょう。

空腹時に食べると吸収は早いですが、胃に不快感が生じることがあるからです。

効果についても薬ではないので、いつから効き始めるというものもありませんが、最低でも1~3ヶ月は継続して摂取してみましょう。

ローヤルゼリーの妊活以外の効果

ローヤルゼリーの効果は世界中で注目されており、特に近年研究が進み、様々な症状に対する効果が報告されています。

改善が報告されている症例としては、高血圧、高コレステロール、冷え性、肩こり、耳鳴り、骨粗しょう症、更年期障害などがあります。

まだまだ研究段階なので、はっきりと効果があるとは言い切れませんが、多くの症状に対する効果が期待できそうです。

喘息や食物アレルギーのある人は注意が必要

アレルギー症状が出ることがあるため、ローヤルゼリーを商品として販売する際には、喘息や食物アレルギーのある人は飲用を控える表示をするよう徹底されています。

ローヤルゼリーは卵や乳製品などと同じく、たんぱく含有量の高い食品だからです。

では、アレルギーのある人はローヤルゼリーを摂取できないのでしょうか?

ご安心ください。

アレルギーのある人でも、ローヤルゼリーを摂取できる可能性があります。

研究の結果、アレルギーのある人でも摂取しやすいように、あらかじめたんぱく質をペプチドやアミノ酸に分解してある酵素分解ローヤルゼリーが開発されました。

たんぱく質が分解されていると、効果がないのではとの心配も出てきそうですが、たんぱく質は人の消化酵素によってペプチドやアミノ酸に分解されて吸収するものなので、あらかじめ分解されていても影響はないようです。

※ローヤルゼリーの摂取により、アレルギー症状が出た場合には、直ちに摂取を中止してください。

ローヤルゼリーのサプリについて

サプリには通常ローヤルゼリーの粉末が使われています。

できるだけ生ローヤルゼリーに近い効果を期待するなら、「冷凍乾燥法」により粉末化しているものを選びます。

「非加熱」、「冷凍保存」、「フリーズドライ」等の記載があります。

次に含有量です。

「原材料」は含有量の多いものから順番に記載されているので、ロイヤルゼリーが一番に記載されており、ロイヤルゼリー以外の原材料ができるだけ少ないものを選びましょう。