<1>将来「妊活に対する考え方が合わない」なんてことにならないために

妊活とお金の問題

妊活ははっきり言ってお金がかかります。

 

一般的な不妊治療はまず検査を受けて、そのあと「タイミング法」→「人工授精」→「体外受精」と進みます。

 

ものすごく大雑把な計算だけど

 

不妊検査は1万円前後。

 

タイミング法は数千円。

 

人工授精は1回あたり2万円~3万円 それを通常は5~6回受けます。

 

そのあと体外受精に進むと1回あたり30~50万円。顕微授精など高度な技術を要する治療を受けると100万円ぐらいかかることさえあるのです。

 

どれくらいの期間、どんな内容の不妊治療を受けるかによって大きく違ってくるのですが、体外受精まで進むと100数十万円~200万円ぐらいかかってしまいます。

 

将来不妊治療を受けるかどうかなんて結婚前には分からないし、必要な治療内容も状況によって変わってきます。

 

不妊治療に対してどれぐらいの時間とお金をかけるかはケースバイケースですが、とても重要なことのなので夫婦間でよく話し合う必要があります。

 

<2>付き合っているときのお金

妊娠を望んでいる男女が避妊をせずに定期的に性行為をして一定期間妊娠しない状況を不妊といい、一般的にその期間は一年とされています。

 

ということは新婚間もない期間から不妊治療をはじめる可能性もあるわけで、結婚を考えて付き合っているなら、今から3年以内に現実になっているかもしれません。

 

お金に対する考え方というのは数年でそんなに大きく変わるわけじゃないので、今のうちからお互いお金に対してどんな風にとらえているかを話し合ってみるのもいいと思います。

 

付き合い始めの時のお金って言えば、デート代をどちらが持つかということから始まりそうです。

 

一昔前なら男性が持つのが当たり前だったかもしれません。

 

だけど今は男性も女性も仕事をしている方が多いし、収入もそれぞれの状況によって違うものです。

 

お互いに順番に出し合ったりしてその辺は付き合っていく中でなんとなく2人のルールができてくるでしょう。

 

デートは何かとお金がかかるので自分たちの経済状況に応じてお互いに協力し合って楽しく過ごせる方法を見つけていくものです。

 

誕生日に予約するレストラン、誕生日プレゼントなどは自分の出せる範囲で出来るだけいいものを相手に選びたいですね。

 

自分の経済状況というのもあるけど、相手も自分に対してしてくれるので、それも負担にならないように考えます。

 

付き合っていくと大体相手の財政状況や金銭感覚も分かるので、それも結婚相手を選ぶ時の基準になっているはずです。

 

「愛さえあればお金なんて…」とは言ってられません。

 

<3>結婚が現実的になってきたら

お金は生活に直接結びつくものだから結婚が近づいたらよりシビアな問題になります。

 

結婚式を挙げるにもお金がかかるし、新居にもお金がかかります。

 

家電や家財道具、新生活に必要な細々したものに結構なお金がかかります。

 

それから生活をしていくんだから毎日の食事、光熱水費、家賃かローン代、車を持っているなら駐車場代に車両保険。

 

家族・親戚・友人との交際費、冠婚葬祭の費用はバカになりません。

 

ところで結婚相談所では最初に「職業」と「収入」を伝えます。

 

日本では人に収入を聞くのはタブーとされていますが、結婚相談所は結婚相手を探すところだから、年収は当然必要な情報として相手に公開されます。

 

相談所の広告には結婚が成立した人の職業と年収が紹介されています。

 

収入は相手を選ぶ上での最重要の判断材料なのです。

 

実際に収入がいくらかというのも大事ですが、その人が何に対してお金をかけるのかということも重要になります。

 

食べるものにお金をかけるのか、ファッションにお金を使うのか、旅行が好きでお金を溜めて年に数回は海外に行くとか…

 

或いは趣味にお金をかけていて、そのために働いているとか。

 

恋愛結婚にせよ見合い結婚や結婚相談所を利用するにしても相手の収入や金銭感覚はすごく重要です。

 

特に恋愛結婚の場合は相手のいいところばかりに意識が行っていることが多いのでそれを強く意識した方がいいかもしれません。

 

<4>まとめ

平均年収をはるかに上回るような年収を稼いでいるなら問題ないけど、一般的な給与所得者にとって100万円は大金です。

 

重要なのは実際にそのお金を出す余裕があるのかということと、もう一つは不妊治療に対して時間とお金をかける価値を感じるかということです。

 

不妊治療費が生活費と大きく異なるのはそれをしなくても生活する上では必要のない出費であるということです。

 

不妊治療をしなくても生きていけます。

 

だけどどうしても子供が欲しい…

 

不妊治療にかかるお金と時間、労力、肉体的・精神的な負担を越えてでも受けたいと思うかは夫婦の生き方の問題です。

 

その中の最重要事項の一つであるお金について、結婚前あるいは結婚後であってもお互いに話をする機会があれば「妊活」に限らず力を合わせて生きていく上での一助となる思うのです。