不妊治療

セックスレスでも妊娠?シリジン法なら1回約500円自宅でできる

タイミングを合わせるのに疲れた。妻にタイミングを求められて、プレッシャーを感じている。

精子に問題はないけど、勃起不全、いわゆるEDのため、膣内に射精はできないが、マスターベーションならできる。

人工授精や体外受精はホルモン注射や採卵など体に負担がかかるし、費用もかさむので、別の方法を探している。

というあなたに向いている方法をご紹介します。

シリジン法は、マスターベーションにより採精した精子をシリジン(針のない注射器)で膣内に注入する方法で、自宅でも簡単に行うことができます。

この記事では、シリジン法が向いている人の特徴、シリジン法のやり方、人工授精との違い、シリジン法のメリットについてお伝えします。

この記事を読み終えれば、妊活選択肢の一つとしてシリジン法を加えることができるようになるでしょう。

シリジン法が向いている人の特徴

男性の精子には問題がないが、勃起不全、いわゆるEDのため、中折れするなど女性の膣内に射精できない場合。

あるいは、男女のどちらかが、セックスが苦手である、疲れていてしたくないなどの理由によりセックスができない夫婦に向いています。

いずれの場合も、男性がマスターベーションによる射精が可能であり、女性が妊娠可能な状態であることが前提条件となります。

なぜなら、シリジン法は自分で射精して、シリジン(針のない注射器)とカテーテルを用いて、膣内に精子を注入する方法だからです。

男性の無精子症や女性の卵巣機能不全、子宮筋腫や子宮内膜症などのある方には向いていません。

男女とも不妊の原因が見つからないけど、自然妊娠ができない、性交障害やセックスレスなどにより、セックスができないカップルに向いている方法です。

シリジン法のやり方

シリジン法

①タイミング法と同じように受精しやすい日をねらって行います。

②男性がマスターベーションをして、採精用容器に精液を採取します。

③精液が液状化するまで10~15分待ちます。

④カテーテルのついたシリジン(針のない注射器)で精液をすべて吸い上げます。

※最初に少しだけ空気を入れておくことにより、シリジン内の精液を残さず、膣内に注入することができます。

⑤カテーテル部分を無理のないように女性の膣内に挿入し、精液を注入します。

⑥10分ほど横になって休みます。

シリジン法と人工授精との違い

大きく異なるのは、シリジン法は家庭で、ご自身で行えるのに対して、人工授精は必ず病院で行う点です。

人工授精では採取した精液を、専門家が雑菌などを取り除くために洗浄し、さらに濃縮してから、医師が女性の子宮に直接注入するからです。

排卵日の特定も病院で専門的に行います。

自身で基礎体温をつけた上、通院して超音波検査で卵胞チェック、LH排卵チェッカー、頚管粘液を見ながら排卵日を特定します。

対するシリジン法は、病院でも行えますが、自宅で、ご自身で行うことができます。

病院で行う場合は、人工授精と同じく専門的に排卵日を特定できますが、ご自身で行う場合は、自力で基礎体温やアプリなどを利用して排卵日を特定する必要があります。

人工授精の場合、1回の排卵に対して1回の人工授精ですが、シリジン法の場合には、例えば排卵日の2日前から当日まで3日間続けて行うなど、複数回精液を注入することも可能です。

あと気になるのは費用ですが、人工授精の場合は1回あたり、約3万円ですが、シリジン法の場合は、1回あたりの単価は500円前後です。

シリジン法のメリット

シリジン法のメリットを3つ挙げるとすれば、

メリット3つ

①「病院へ通わなくてもいい」

②「肉体的、精神的な負担がほとんどない」

③「費用が安くつく」

それぞれ深堀します。

①「病院へ通わなくてもいい」

シリジン法は病院に通わなくてもできます。

シリジン法のキットを購入し、説明書を読めば自宅で、自力で簡単に行うことができるからです。

きっちりと排卵日を特定したり、排卵誘発剤を使って排卵させたり、医師の指導の下で行いたいなら病院に行く必要がありますが、自力で基礎体温を測り、アプリに前回の生理日などを入力して排卵日の予測を立てて行うなら、病院に行く必要はありません。

シリジン法は、人工授精と併用して行うこともできます。

その場合、人工授精をメインで行い、仕事の都合などで通院できない月はシリジン法を補助的に行うことが多いです。

いずれにしても、シリジン法を実施する際には病院に行く必要はありません。

 ②「肉体的、精神的な負担がほとんどない」

シリジン法は肉艇的、精神的な負担がほとんどありません。

なぜなら、セックスをする必要がないからです。

本来楽しいはずのセックスが、妊活のために苦しいものになっているなら、解放してあげてもいいと思います。

もともとセックスが苦手だったり、性交障害によってできなかったりするなら朗報です。

 マスターベーションによる射精ができて、採取した精子を膣内に注入することに抵抗がなければ、シリジン法は肉艇的、精神的な負担がほとんどなく妊娠できる可能性のある方法だと言えます。

 ③「費用が安くつく」

シリジン法は、人工授精や体外受精よりも費用が安くつく妊活の方法です。

 1回あたりの価格が人工授精は約3万円体外受精は約30~50万円、対してシリジン法は1回あたり約500円です。

比べるまでもありません。

人工授精、体外受精、シリジン法、いずれの方法も1回で妊娠できる保証はないので、回数を重ねると当然その分だけ費用がかさみます。

費用の面からは、シリジン法は圧倒的にメリットのある方法だと言えます。

まとめ

シリジン法は男女とも健康で不妊の原因が見つからないけど、自然妊娠ができない、性交障害やセックスレスなどにより、セックスができないカップルに向いている方法です。

シリジン法は、男性がマスターベーションによって射精した精液を、カテーテルとシリジンを用いて、女性の膣内に注入する妊活方法です。

人工授精は採取した精液を洗浄し、濃縮してから、医師が女性の子宮に直接注入する方法で必ず病院で行いますが、シリジン法は精液を10~15分置いたのち、カテーテルとシリジンで膣に注入する方法で自宅で、自力で行うことができます。

シリジン法はセックスをしなくてもいいので肉体的、精神的な負担がほとんどありません。

シリジン法は1回あたりの価格が約500円で、約3万円の人工授精、約30~50万円の体外受精と比べると圧倒的に安価です。

シリジン法は肉体的、精神的、費用的に負担の少ないので、取り組みやすい妊活方法だと言えるでしょう。