不妊の原因の40~50%は男性にある(男女両方にある場合を含む)と言われており、精子検査(精液の検査)を受けることが男性不妊の原因を調べる第一歩となります。

精子に異常がなければは不妊の原因は他にあります。

精子の検査は簡単なので最初に始めるにはもってこいなのです(^o^)v

精子の何らかの異常があると、状況に応じて治療方法が決まってくるのでまずは精子検査を受けてみよう!

では具体的に精液検査って何をするのでしょうか?

やることは至極簡単です。

マスターベーションによって自分で採取した精液を病院に提出し、精液の量、精子数、精子の運動率や奇形率、精子濃度などを調べてもらいます。

あくまで手でやる必要があります(これ重要)。

精子の状態は体調やストレスなどの影響を大きく受けるので、1回の検査で判断しないで時間を空けて複数回受けることも必要です!

食事や睡眠を十分にとって、体力・精神とも安定した状態の時に受けることが重要かもしれません。

精子検査はどこで受けられるの?

不妊治療を行っている産婦人科か泌尿器科で受けるのが一般的です。

奥さんが不妊治療を受けている産婦人科や妊活クリニックでも精子検査をしているかもしれません。

男性患者が少なくても気にしないなら、同じところで受ける方がその後の治療も受けやすいので一番便利でしょう。

だけど女性ばかりのところに行くのが恥ずかしい場合は泌尿器科か男性専用の妊活外来をお勧めします。

 

郵送で受けられる精子検査もある!

病院に行くのが面倒だったり、まずは試しに受けたい方には自宅で採精した精液を容器に入れて郵送することで受けられるものもあります。

検査機関によって異なりますが通常は精子量、精子濃度、総精子数、精子正常形態率や精子画像がメールや郵送で送られてきます。

中身が分からない形でプライバシーが守られているものが安心です。

だたし、郵送では採精後1時間以内に測定する必要のある精子の運動率やpHなどは調べることができません。

 

なにをすればいいの?

マスターベーションして、自分の精液を容器に入れて提出すればいいのです!

いたって簡単w(゚o゚)w

男性妊活専門外来なら専用の採精室完備のところが多いです。

そこに雑誌やDVDなどマスターベーションをするためのグッツが用意されています。

看護師さんから容器を受け取って、採精しに行くのはいかにも「これからマスターベーションします」って顔に書いてあるみたいでいやかもしれません。

実際その通りなんだけど看護師さんは仕事です。

何十人も何百人もそうやって精子の受け渡しをしているわけだから気にせず堂々と行動しましょう。

こっちだってお金払って精子検査受けているわけですから。

トイレで採精してコップに入れて提出するところもあるので、採精の場所が気になる人は「個室の採精室」があるかどうかを事前に聞いておきましょう。

自宅で採精して病院に持っていく場合はできるだけ早く持って行く必要があります。

通常2時間以内に提出するように言われます。

時間が経つと精子が弱ってしまうからです。

普通は朝採精してすぐに病院へ持って行って調べてもらいます。

 

自宅で採精する場合

コンドームには精子を殺す薬が塗ってあることが多いので使用はNG

奥さんに手伝ってもらってもいいけど口を使うと細菌が入ってしまうのでNG

必ず最初から最後まで手で行いましょうΨ(゚o゚)Ψ

病院によっては「何日間禁欲してから採精するように」と指示が出る場合があります。

言われたとおりにしてください。

 

なにを調べるの?

精液の量
精子濃度
pH
総精子数
精子の運動率
正常精子形態率
ウイルス感染 などです。
採精後、専門のスタッフが専用の機器を使って調べてくれます。

自然妊娠をした人は精液検査を受けないので、一般的な男性の平均値というのは分かっていません。

ちなみにWHOによる正常とされる基準は以下の通りです(ご参考までに)

精液量  : 1.5ml以上
pH    :7.2以上
精子濃度  :1ml中に1,500万個以上
総精子数  :3,900万個以上
精子運動率 :32%以上
精子正常形態率:4%以上

費用はいくらぐらいかかるのでしょうか?

病院で受ける場合は精子検査だけなら3千円前後です。

血液検査、睾丸の触診、問診など他の検査が加わったり、初診料が必要な場合は大きく違ってくるので事前に問い合わせをしましょう。

触診や血液検査で不妊の原因が発見される場合もあるので併せて受けるといいかもしれません。

男性の精子と女性の卵子が出会ってはじめて妊娠できるわけなので、当然男性の精子に不妊の原因がある場合もあり得ます。

女性の場合は卵子だけでなく、妊娠を継続するための体と心の状態が必要なので男性よりも役割は大きくなり、不妊の原因も女性の方が多いのは確かです。

出産、育児も含めて男性は女性のサポートに回る部分が多くなるとは思いますが、その一環として不妊治療にも積極的でありたいものです。

その最初の一歩になるのが「精子検査」です。