不妊治療

不妊の原因がなく普通にセックスできるならシリジン法より潤滑ゼリー

タイミングを合わせているけど、何か月も妊娠しないので、もっといい方法はないかと思っている。

人工授精や体外受精は通院しなければならず、ホルモン剤とかを体に入れるのは抵抗があるし、お金的にもきつい。

妊活のためにセックスをするのは肉体的、精神的につらいので、セックスなしに膣に精液を注入することのできるシリジン法を試したい。

でも、本当はセックスによって子供ができるなら、それがベストだと思っている。

という夫婦の悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら、シリジン法と費用的に大差なく、タイミング法よりも妊娠の確率が高くなる可能性のある方法が潤滑ゼリーだからです。

この記事の前半では「シリジン法のメリット・デメリット」を、記事の後半では「潤滑ゼリーの使用によって、妊娠の確率が高くなる理由」と「普通にセックスができるならシリジン法より、潤滑ゼリーの方が妊娠する確率が高い理由」をお伝えします。

この記事を読み終えれば、今までのタイミング法の延長で妊娠の確率が高まるなら潤滑ゼリーを使ってみるのもいいかもしれないと思えるはずです。

シリジン法のメリット・デメリット

シリジン法のメリット

①「病院へ通わなくてもいい」

②「肉体的、精神的な負担がほとんどない」

③「費用が安くつく」

それぞれ簡単に説明します。

①「病院へ通わなくてもいい」

シリジン法は、病院に通わず自宅で、自力で行うことができます。

なぜなら、マスターベーションによって採取した精子を10~15分放置して、シリジン(針のない注射器)とカテーテルで、膣内に注入すればいいだけだからです。

②「肉体的、精神的な負担がほとんどない」

シリジン法は妊娠を目的にするセックスから解放されます。

なぜなら、セックス自体をする必要がないからです。

③「費用が安くつく」

人工授精約3万円、体外受精約30~50万円と比べると安価です。

なぜなら、シリジン法は1回あたり約500円で、通院の必要がないから交通費もかかりません。

シリジン法のデメリット

①タイミング法に比べて、膣内に注入する精液の量が少なくなる

②タイミング法に比べて、精子の運動量が下がる

③セックスをすることができない

それぞれ深堀します。

①タイミング法に比べて、膣内に注入する精液の量が少なくなる

シリジン法の場合、タイミング法に比べて膣内に注入する精液の量は少なくなります。

採精する容器や注射器、カテーテルの中にどうしても精液が残ってしまうからです。

受精するために必要な精液の量は1.5mlと言われますが、ギリギリだった場合は下回ってしまうでしょう。

残ると言っても「たかが知れているのでは?」と思うかもしれませんが、わずか1.5ml前後の量に対しては結構多い量です。

こぼさないよう上手に行ったとしても、やっぱり自然の性行為の量よりは下回ります。

②タイミング法に比べて、精子の運動量が下がる

シリジン法で行うと、どうしても精子の運動量が下がってしまいます。

精液が空気に触れてしまうことが大きな原因です。

シリジン法では射精後、精子がサラサラになるまで10~15分間待つのですが、その間空気に触れ続けるため、わずかながらにも乾燥してしまいます。

また、精子は1分間に1~2mmのスピードで進み、射精後1~2時間後に卵子が待つ卵管にたどり着きます。

タイミング法で行う通常の射精だと1~2時間ですが、シリジン法だと10~15分遅れてしまうわけです。

1~2時間に対する10~15分は結構な遅れです。

シリジン法の場合、精液が空気に触れることと、10~15分のロスタイムがあるため、精子の運動量が低下します。

③セックスをすることができない

シリジン法ではセックスをすることができません。

なぜなら、マスターベーションによって採取した精液をシリジン(針のない注射器)とカテーテルによって膣に注入する方法だからです。

パートナーと性行為を行うことによって子供を授かりたい、つまり自然妊娠を望んでいるなら抵抗があるでしょう。

もちろん人工授精や体外受精も性行為を行わずに受精、妊娠する方法なので、気持ちの整理がついているなら、こだわるところではないかもしれません。

ただ、シリジン法も通常の性行為によらない妊活の方法だということを理解する必要はあるでしょう。

潤滑ゼリーの使用によって、妊娠の確率が高くなる理由

潤滑ゼリーを使うことによって妊娠する確率が高くなります。

なぜなら、潤滑ゼリーは膣内の浸透圧、粘度、pH、イオン組成を精子の運動率を上げるために最適な環境に整えてくれるからです。

1回の射精で出される精液の中には、数千万個から2億個の精子があると言われますが、そのうち卵管までたどり着けるのはわずかに100個程度です。

元々射精された精液中の精子がすべて元気なわけでないし、元気な精子であっても無事に卵管までたどり着くのはすごく大変!

なぜ簡単にたどり着くことができないかというと、身体の仕組みが異物を排除するようにできているから…

射精された精液の中には雑菌やごみが混ざっているため、膣の中で余分な雑菌やごみは処理されるようになっているのです。

子宮を通って卵管にたどり着く精子は完全無菌状態になるまで処理されており、生命力のない精子は途中で力尽きでしまうのです。

膣の中の環境があまりに殺菌力の強い状態だと精子が生き残ることができません。

そこで膣内の環境を精子が卵管までたどり着きやすいように整えてくれるのが、潤滑ゼリーなのです。

潤滑ゼリーを使うことによって、より多くの精子が元気なまま卵管にたどり着くことができるので、妊娠する確率が高まるのです。

普通にセックスができるならシリジン法より、潤滑ゼリーの方が妊娠する確率が高い理由

男女とも妊娠できる身体で、普通にセックスができる状態ならシリジン法より、潤滑ゼリーの方が妊娠する確率が高いです。

シリジン法は精子の運動率を下げる可能性があり、潤滑ゼリーは精子の運動率を高めてくれるからです。

そもそもシリジン法は勃起不全いわゆるEDなどによって膣内に射精することができない性交障害か何らかの理由によりセックスをしたくないカップル向きの妊活方法です。

マスターベーションならできるけどセックスはできないカップルにはシリジン法が向いています。

普通にセックスできる状態で、妊娠する確率を高めたい場合はシリジン法よりも断然潤滑ゼリーの方をお勧めします。

まとめ

潤滑ゼリーは膣内の浸透圧、粘度、pH、イオン組成を精子の運動率を上げるために最適な環境に整えてくれるため、潤滑ゼリーを使うことによって妊娠する確率が高くなります。

マスターベーションならできるけど、セックスはできないカップルにはシリジン法が向いています。

だけど普通にセックスできる状態で、妊娠する確率を高めたい場合はシリジン法よりも断然潤滑ゼリーの方をお勧めします。

男性の精子が正常で、女性にも不妊の原因が見つからないなら、あとは精子が卵管にたどり着きやすい環境を整えるだけです。

そんなあなたたちに向いているのが潤滑ゼリーだと言えます。