ちつのトリセツと骨盤底筋体操で膣の劣化を予防する方法

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尿漏れの予防や産道を緩めることによってお産がスムーズになるなどの効果のある「骨盤底筋体操」ですが、40歳を超えると成果が表れるまでに時間がかかります。

そこでお勧めするのが「骨盤低筋体操」と「会陰マッサージ」と併せて行うことです。

もちろん20代や30代の方にとっても膣の劣化を予防し、お産に向けての健康維持に役立つことでしょう。

わたし
膣の劣化っていったいどういうこと?
ドクター
大事な部分の弾力や潤いがなくなるってことですよ。
わたし
ええっ!じゃあ、あのつまり夫婦生活に支障が出るってことですか?
ドクター
そうですね。それもあるし年を取ると尿漏れの原因にもなるんですよ。
わたし
にょ、にょ、尿漏れですか…

「膣の劣化」って言い方がすごいですね。ちゃんとケアしないと弾力や潤いがなくなって委縮してくるんですって!

わたし
「ちゃんとケア」ってことは劣化を予防することができるってことですよね?
ドクター
そうです。膣は筋肉だから鍛えて、正しくケアすることによって劣化を予防できるし、全身の健康状態の維持にもつながるんです。

それでは最近はやりの「骨盤底筋体操」とちつのトリセツに書かれてある「膣や会陰のオイルケア」を実施することによって膣の劣化を予防する方法をお伝えいたします。

骨盤底筋とは?

「骨盤底筋」とは「骨盤底筋郡」とも呼ばれ、子宮や膀胱、腸などの内臓を下から支える役割を果たしている骨盤の底に筋肉の総称です。

こちらは正面から見た図です。

赤いところが骨盤底筋群です。

一方こちらは体の横から見た図です。

骨盤底筋群はお腹の中にある内臓たちが重力によって落ちて来ないよう筋膜や靭帯組織と協力して支えています。

骨盤底筋の動きは実に微妙です。おしっこが漏れないように筋肉が動く様子を思い出してください。

漏れそうになったらきゅっと締めて頑張ります。

おしっこをするとき、最後まで絞り出したり、反対に出ないようにしたりするときの動きを実際に行っているのが骨盤底筋なのです。

普段は骨盤底筋の動きを意識することはほとんどありませんが、ものすごく重要な働きをしていると思いませんか?

目立たないところで活躍している骨盤底筋郡ですが、この働きが弱くなったらどんな不都合なことが起きるのでしょうか?

先ほども少し触れましたが、尿漏れを起こしやすくなります。

テレビのCMでも尿漏れ専用パンツの宣伝を見かけるようになりましたが、年をとると尿漏れが起きるのは骨盤底筋郡の働きが低下したためだったのです。

トイレの直後、しまりが悪くて残尿が漏れてしまったり、突然おなかに力が入ってしまったりしておしっこが出ることがあります。

さらに低下すると尿漏れだけでなく排泄全体のコントロールが難しくなります。

尿漏れは直接生命には影響しませんがQOLつまり生活の質の低下を招きます。

尿漏れパットや専用のパンツが必要になると面倒だし経済的な負担にもなります。

ちょっとした動きで漏れてしまっては行動が制約され、出かけるのが億劫になるでしょう。

年をとったことを実感して落ち込むかもしれません。

正常に働いているときは骨盤底筋の筋肉たちが尿動口をきゅっと締めるので尿漏れを起こすことはありません。

また骨盤底筋郡は近くの腹筋や背筋、太ももの内転筋軍ともつながっているため、ボディラインや運動機能にも影響します。

骨盤底筋郡がしっかりと働いていることによってウエストが引き締まったりヒップアップにもつながるのですが、その働きが弱くなるとお腹が出てきたり、猫背になったり、さらに肩こり、腰痛の原因にもなってしまいます。

骨盤底筋郡の働きが低下する原因

年をとるとお腹が出てきたり、尿漏れを起こしやすくなるので何となく老化現象の一つかなと思うのですが、骨盤底筋郡の機能低下の原因を詳しく見てみましょう。

一番大きな原因が分娩時の損傷です。

骨盤底筋は男性にもありますが、女性の場合は出産の時赤ちゃんが産道を通過するのでその時に骨盤底筋郡を傷つけてしまいます。

妊娠したことによってホルモンが変化することも骨盤底筋に影響を与えています。

出産後に十分な回復を待つことなく誤った体の使い方をしてしまうとさらに悪くしてしまうので気をつけましょう。

次に大きな原因が加齢です。

年をとると体の水分量が減少して筋肉の張りがなくなってくる傾向にあります。

内臓機能そのものも低下します。

運動不足による影響も少なくありません。

肥満も骨盤底筋の機能低下につながります。

糖分や脂肪分の摂りすぎにより血流が滞ったり、脂肪を燃焼させる力が低下したりすることなどにより筋肉の働きを悪くするのです。単純に体重が増えることにより筋肉に負担がかかるという部分もあります。

 

骨盤底筋体操とちつのトリセツの実践で骨盤底筋を鍛える

骨盤底筋体操

産後のケアやアンチエイジングとして「骨盤底筋体操」が注目を集めています。

1.立った姿勢で

①まずはまっすぐ立ってください。

②この態勢で膣と肛門を締めます。吐く息と同時に緩め、吸う息と同時に締める動きを5回繰り返してください。

2.座った姿勢

①姿勢正しく座ります。

②この態勢で膣と肛門を締めます。吐く息と同時に緩め、吸う息と同時に締める動きを5回繰り返してください。

3.そんきょ

①相撲でいうそんきょの形にしゃがみ、両手を胸の前で合わせます。

※洋式トイレの普及に伴いそんきょをする機会が激減しました。この態勢が取れるだけでも股関節を柔軟にし、足腰を鍛える効果があります。

②合わせた手はゆっくりと下の方に下げ、両腕のひじから手首までが一直線になるようにします。

③肘を両膝で挟みます。

④この態勢で膣と肛門を締めます。吐く息と同時に緩め、吸う息と同時に締める動きを5回繰り返してください。

骨盤底筋体操は基本的には膣や肛門を締めたり緩めたりします。慣れてきたら時間や回数を増やしてくださいやり方はこれ以外にもいろいろあります。

ちつと会陰のオイルケア

専用のオイルを使ってのケアを行ってください。

体操によって骨盤底筋を動かすこととマッサージを並行して実践するのです。

オイルの使用によりちつや会陰の乾燥を防ぐことができます。

尿漏れするほど骨盤底筋が低下しているということは、ちつがかなり劣化していることが考えられます。

乾燥しているからはじめは痛みを感じるかもしれないので無理はしないでください。

オイルマッサージでちつの筋肉をほぐし、骨盤底筋体操によって筋肉を鍛えることによる相乗効果が期待できます。

便秘の解消や内臓機能の向上にもつながったケースもありますが、まずはやっていて気持ちいいことが前提です。

リラックス出来て、気持ちが安らぐようにやり方を工夫してみてください。

会陰マッサージの時に使うおすすめのオイル

マッサージ用のスイートアーモンドオイルかカレンデュラオイルがおすすめです。ポンプ式のものが使いやすくて便利です。サイズは色々あるので最初は小さいものを買って、継続できるようであれば大きなものを買いましょう。

スイートアーモンドオイルは妊娠中や更年期障害で経血の量が多くなっている人向きです。美容効果が高くアロマテラピーやマッサージ、膣のケアでも多用されています。毛穴を開いて皮膚の奥に浸透する力があり、保湿し、血行をよくしてくれます。また、日焼け止めの効果もあると言われます。

カレンデュラオイルはすり傷、切り傷や炎症反応など色々な怪我に使うことができます。カレンデュラはキク科の植物なのでキクアレルギーのある人は気を付けてください。花びらには怪我などで傷ついた皮膚や粘膜の修復を促進するカロテン、殺菌作用のあるタンニンやカレデュリンと呼ばれる物質が含まれています。

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