ちつのトリセツ 劣化はとまる

」は膣をケアするという日本人にはなじみのないことを分かりやすく説明してくれています。

本書の中ではインドの伝統的医学であるアーユルヴェーダの話も出てくるのですが、実はヨーロッパでも膣のケアは当たり前でクリームを使ったケアの方法などを母親が娘に教えるそうです。

日本では陰部に関わる教えはタブー視されてきた部分がありますが、外国との交流が盛んになってきたこともあり、今後は少しずつオープンになっていくのではないかと期待しています。

膣は生殖、妊娠、出産と命の誕生にかかわる大事な部分というだけでなく脳や全身とつながりの深い場所です。

その場所を専用のマッサージオイルを使ってケアすることにより全身に潤いと柔らかさを保つことができ、心身の健康を保つことにつながるのです。

継続的にケアすることによってどのような効果が期待できるのか、実践してみてどう感じたのか、感想を男性目線でつづってみたいと思います。

ちつのケアを怠ると干からび固くなる

「ちつのトリセツ」には恐ろしいことが書いてあります。干からびるんですって!子育てを終えた世代の人でも男性との関係が続いている人は比較的健康を保つことができるそうです。

行為の時は濡れるし、物理的に刺激を受けるわけです。膣は筋肉でできているので健康な状態だと伸縮性のあるゴムみたいなのですが、使わないと固くなって弾力性がなくなるのです。

膣に潤いと柔らかさがなくなると周囲の筋肉や内臓も同じように潤いと弾力性がなくなります。そうすると酸素や栄養素、水分が運ばれにくくなり、老廃物が溜まりやすくなり病気の原因にもなるわけです。

膣が濡れないと男性を受け入れることができません。濡れないし、できないからしないのか、しないから濡れなくなったのかは人それぞれですが、この「濡れない」という状態は老化のサインでもあるし、体に変調をきたす要因にもなりかねないのです。

別に男性を受け入れることが目的ではありません。濡れないということ、干からびつつあるということはまず体の水分が足りていません。皮膚がカサカサになるというのは分かりやすいですが、体の水分が不足すると血液がドロドロになります。栄養分や酸素が行きわたらず老廃物が溜まるし、心臓にも負担がかかります。血圧は上がるし、細い血管は詰まりやすくなります。病気にならないにしても何となく体はだるくなり気分もすぐれません。

反対に男性関係のあるなしに関わらず、膣が潤っているということは全身が潤っているということです。全身水分不足なのにあそこだけ濡れているということはありませんから。全身の水分が足りていると血の巡りがよく、体も柔らかさを保つことができます。栄養分や酸素が行きわたり、老廃物もたまりにくいので健康な状態を保てるわけです。

膣のケアを行うことで全身の潤いと柔らかさを保つことができる

膣のケアは専用のマッサージオイルを使って行います。スイートアーモンドオイルかカレンデュラオイルがおすすめです。

体を清潔にして適量指につけてマッサージをするわけです。自分でやってもいいし、パートナーにやってもらってもいいです。

元々潤いのある人がやっても気持ちいいし、失礼ながら干からびている人でも毎日繰り返すことで潤いと柔らかさを取り戻すことができます。時間はかかるかもしれないけど周辺の筋肉や内臓も活発化して便秘が治ったり、何らかの症状が和らいだりということもあります。気持ちもリラックスできるので脳や全身にもいい影響が出てきます。

膣が濡れやすくなると性的にも感じやすくなります。これは「ちつのトリセツ」の著者が実体験されたことです。ここから先は人にもよるだろうけど、性的に感じやすくなると異性に対して心も動きやすくなるのではないでしょうか。心と体は密接に結びついていますから体が感じることによって心も感じやすくなるのです。「恋をしている人はいつまでも若い」というのはこういうところからも来ているのだと思います。

実際に体験してみての感想

膣のケアをすると妻は体が温かくなると言います。血の巡りがよくなるのですから当然です。心身がリラックスできるので寝つきもよくなります。実際よく寝られるそうです。

男性としてはパートナーである妻が気持ちよくなり、心身の健康に役立っているならうれしいものです。

日本ではタブー視されてきた部分のある話ですが、このような本が市場に出回り受け入れ実践する人が少なからず出てきたことに時代の流れを感じるし今後も自然に広がっていくと思います。

会陰マッサージの時に使うおすすめのオイル

マッサージ用のスイートアーモンドオイルかカレンデュラオイルがおすすめです。ポンプ式のものが使いやすくて便利です。サイズは色々あるので最初は小さいものを買って、継続できるようであれば大きなものを買いましょう。

スイートアーモンドオイルは妊娠中や更年期障害で経血の量が多くなっている人向きです。美容効果が高くアロマテラピーやマッサージ、膣のケアでも多用されています。毛穴を開いて皮膚の奥に浸透する力があり、保湿し、血行をよくしてくれます。また、日焼け止めの効果もあると言われます。

カレンデュラオイルはすり傷、切り傷や炎症反応など色々な怪我に使うことができます。カレンデュラはキク科の植物なのでキクアレルギーのある人は気を付けてください。花びらには怪我などで傷ついた皮膚や粘膜の修復を促進するカロテン、殺菌作用のあるタンニンやカレデュリンと呼ばれる物質が含まれています。