妊活の秘訣は何と言っても夫婦仲。夫婦が元氣で仲良しなら何とかなる。そんな視点でブログを書いています。

会陰マッサージは妊娠前からするとより効果的

会陰マッサージは妊娠前からするとより効果的

出産準備として妊婦さんに人気の会陰マッサージは妊娠8か月を過ぎあたりから始めるとよいとされています。何のためにするのかといえば出産時に会陰切開しなくてすむようにするためです。

会陰が硬いと出産時に裂けてしまうので最初からはさみで切るのです。切らずに避けてしまったら出血がひどくなったり、治りが遅くなったりします。基本的には局部麻酔をしてから切るので痛みは注射を打つときにチクっとするぐらいです。陣痛の方がはるかに痛いので注射の痛みはほとんど感じません。

麻酔が効いてきたあとに切るのですが、はさみで切る感覚が分かります。「ブチッ」と肉を切る音がまともに聞こえるので恐怖が伴います。出産の痛みに比べれば大したことはないという人もいるけど麻酔が切れてくれば痛いです。会陰切開せずに出産が始まって、途中で医師の判断で切開するときもありますが、この場合は麻酔をする余裕はありません。

出産前に切り、出産後、胎盤が出てきたあとに縫います。縫う時も麻酔をするので痛みは感じませんが、麻酔が効きにくい人は痛みを感じることもあります。縫うといっても2~3cmなので5~6回チクッとするのを我慢すれば大丈夫です。

特に痛いのは麻酔が切れた後、出産後初めて便をするときです。激痛だという人もいます。激しい痛みは4~5日でなくなります。それでも1か月ぐらいはしゃがんだり夫婦で仲良くするときに痛みを感じることもあります。

 出来れば会陰の切開は行いたくないので妊娠8か月を過ぎたころより、会陰マッサージをするわけです。効果は人によりけりですが実際に切開をしなくて済んだ人もいます。また産道が傷ついたとしてもマッサージにより会陰が柔らかくなっているため、小さな傷で済み当然回復も早くなります。

 特に自然分娩を望む妊婦さんは会陰マッサージをやっている人が多いです。産科でも教えてくれるところが増えました。出産準備の一環として行うのが一般的ですが、実は妊娠前から行うともっと効果があるのです。

その効果は単に会陰切開をしなくて済むというレベルにとどまらず、体と心そして人間関係にも及ぶことさえあり得ます。そこで妊娠前から会陰マッサージを行うメリットについて詳しく記載することとします。

 

 会陰切開しないといけないのは膣が乾燥して会陰が硬くなっているから

まず出産時に会陰の切開が必要な人と必要のない人の違いはどこにあるのでしょうか?

出産時つまり体重3kgで身長50cm前後の赤ちゃんが出てくるときに産道が広がります。普段は細い管なのに一生に多くても数回だけ、その通路は何倍にも広がるのです。これだけ大きく形を変える場所はほかには見当たりません。その時産道である膣や会陰に潤いがあり柔らかい状態なら薄く伸びるのですが乾燥して固い状態ならなかなか伸びず切れてしまうわけです。

膣は筋肉なのでほかの筋肉と同じように伸び縮みするようにできています。健康な筋肉というのは伸縮自在のゴムのような状態になっています。足や腕の筋肉のことを考えると分かりやすいのですが、普段あまり運動をしない人の筋肉は固く痛めやすくなっています。潤いがなく柔軟性がなくなっているためです。劣化して切れやすくなっているゴムと同じ状態です。そんな状態で急に運動をすると肉離れやけいれんを起こしてしまいます。

だから普段から体を動かしたりマッサージをして血流をよくしておかなければいけないのです。運動をすると酸素や栄養素、水分が筋肉に行きやすくなり、汗もかいて循環がよくなります。その結果筋肉は太く、柔軟で潤いがあり、張りのある状態になるのです。筋肉は運動とマッサージをすることで柔らかくなり、血流がよくなります。血流がよくなると酸素や栄養素、水分や老廃物の通りがよくなります。

 

マッサージによるリラックス効果

プロによる専門的な施術である必要はありません。人間の体は掌で触れるだけでもリラックスできるものです。試しに掌や手の甲をこすり合わせてください。すぐに温かくなります。その手で体の気になるところに触れてみてください。直に肌に触れてもいいし、服の上からでも構いません。これだけでも気持ちがよくなるものです。

さらにゆっくりとさすってみましょう。強くこすらなくても血流がよくなり、筋肉がほぐれていきます。昔から「手当」というように傷や病気の治療はまずは「手を当てること」が基本だったのです。「気が出る」と表現することもあるように掌には不思議な力があるのです。手を触れられるだけで安心感がありリラックスすることでしょう。自分でしても感じられるし、信頼できるパートナーにしてもらうとさらに気持ちがよくなります。

マッサージには筋肉を温めたり、ほぐしたりする効果と脳をリラックスさせる効果があるのです。皮膚は脳と深く結びついているためと思われます。体がリラックスすれば脳がリラックスするし、脳がリラックスすれば体がリラックスします。相乗効果です。

 

妊娠前に会陰マッサージを行うことで得られる効果

会陰マッサージは専用のオイルを使います。マッサージ用のスイートアーモンドオイルかカレンデュラオイルがおすすめです。

スイートアーモンドオイルは妊娠中や更年期障害で経血の量が多くなっている人向きです。美容効果が高くアロマテラピーやマッサージ、膣のケアでも多用されています。毛穴を開いて皮膚の奥に浸透する力があり、保湿し、血行をよくしてくれます。また、日焼け止めの効果もあると言われます。

カレンデュラオイルはすり傷、切り傷や炎症反応など色々な怪我に使うことができます。カレンデュラはキク科の植物なのでキクアレルギーのある人は気を付けてください。花びらには怪我などで傷ついた皮膚や粘膜の修復を促進するカロテン、殺菌作用のあるタンニンやカレデュリンと呼ばれる物質が含まれています。

はじめる前にはお風呂に入って体を清潔にしておきます。オイルが垂れてくるのでタオルを敷いておきます。オイルを指につけてゆっくりとマッサージします。オイルが浸透することで潤いが出てきます。

最初は無理をしないでください。慣れきても強く触れてはいけません。デリケートな部分だし痛くないよう細心の注意を払って行います。気持ちよく感じることが大事です。脳との結びつきが特に強い部分なので気持ちよさを感じることで全身がリラックスできます。

理想的には毎日ですが、週に2~3回でもあるいは週に1回だけでもいいので続けてみましょう。繰り返すことで徐々に柔らかくなっていくのを感じられるはずです。

会陰や膣が柔らかくなってくるとその周辺の筋肉や皮膚も柔らかくなります。下腹部に位置する部分なので内臓にも影響があります。脳もリラックスできるので全身がほぐれてきます。眠気を催してくることもあるので寝る準備をしてからするのがいいかもしれません。局部的にマッサージをするだけなのに全身に効果が及ぶのを感じてみてください。

 

乾燥して固くなるのは老化の証拠―会陰マッサージによって全身が若返る

年を取ると体から水分が抜けていきます。赤ちゃんの時は体重の約75%もあるのに子供では約70%、成人になると約60%、老人ではなんと約50%と言われています。肌に張りがなくなるのはそのためです。年齢が進むとある程度仕方のない部分はありますが、できるだけ若い体でいるためにはみずみずしく潤いのある状態を保ち続けることが大事です。

体から水分が抜けて干からびてくれば当然固くなりけがや病気にかかりやすくなります。逆に言うと潤いを取り戻せば柔らかくなって若く健康な体を取り戻すことができるわけです。ですからオイルマッサージによって女性の肝心かなめの部分に潤いと柔らかさを取り戻すことは若いからだと心を取り戻すことになるのです。

体が柔らかくみずみずしくなればストレスにも強くなるし、ご機嫌でいられる時間が長くなるので人にも優しくできます。そうすると一緒にいる周りの人も幸せな気持ちになります。職場や家族との人間関係も知らず知らずのうちによりよくなっているかもしれません。熱心に取り組めばその効果はこんなところにまで及ぶものなのです。

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